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第17回マイルチャンピオンシップ(G1)
4歳上 指定 国際 定量 京都芝1,600m 00年11月19日 晴・良
レコード1:32.7 トーヨーレインボー
賞金:1着9400万円2着3800万円3着2400万円



馬 名 性齢 斤量 騎 手 タイム
着差
通過順位 3F

厩舎
13 アグネスデジタル 牡4 55.0 的場均
1:32.6R
15-15
34.3 13 444 (栗)白井寿昭
11 ダイタクリーヴァ 牡4 55.0 安藤勝己
1/2馬身
14-10
34.6 494 (栗)橋口弘次
メイショウオウドウ 牡6 57.0 飯田祐史
3/4馬身
17-16
34.3 12 462 (栗)飯田明弘
ダイタクヤマト 牡7 57.0 江田照男
11/2馬身
5-5
35.5 488 (栗)石坂正
エイシンプレストン 牡4 55.0 福永祐一
3/4馬身
9-6
35.6 466 (栗)北橋修二

マイネルマックス 牡7 57.0 佐藤哲三
ハナ
16-14
34.9 11 512 (栗)中村均
キングヘイロー 牡6 57.0 柴田善臣
ハナ
5-6
35.6 494 (栗)坂口正大
18 ブラックホーク 牡7 57.0 横山典弘
ハナ
7-8
35.5 532 (美)国枝栄
12 エイシンルバーン 牡5 57.0 秋山真一郎
3馬身
9-10
35.8 10 534 (栗)坂口正則
10 ダイワカーリアン 牡8 57.0 田面木博公
3/4馬身
2-2
36.9 508 (美)二ノ宮敬

11 15 シンボリインディ 牡5 57.0 ペリエ
13/4馬身
11-10
36.2 458 (美)藤沢和雄
12 10 アンブラスモア 牡7 57.0 須貝尚介
1/2馬身
3-3
37.0 14 482 (栗)須貝彦三
13 ビーチフラッグ 牝4 53.0 四位洋文
アタマ
18-18
35.2 18 446 (栗)加用正
14 ヤマカツスズラン 牝4 53.0 池添謙一
11/4馬身
1-1
37.5 496 (栗)池添兼雄
15 14 ジョービッグバン 牡6 57.0 山田和広
アタマ
7-9
36.7 464 (栗)坪正直

16 ビッグサンデー 牡7 57.0 宝来城多郎
13/4馬身
3-4
37.4 17 472 (栗)中尾正
17 16 ミッドナイトベット 牡7 57.0 河内洋
8馬身
13-16
37.7 15 434 (栗)長浜博之
18 17 スギノハヤカゼ 牡8 57.0 芹沢純一
1/2馬身
11-13
38.2 16 484 (栗)鹿戸幸治
上り 47.3-35.7 ペースH 決め手 外強襲


配 当
枠連  950円

11 13  3880円 単勝 13  5570円
13  19040円 複勝 13  1140円
馬連 11 13  18050円 11  4180円 11  220円
     1120円


大いなる期待に応えられず…
スプリンターズS、スワンSと2戦続けて着外。2戦目スワンSでは一叩きされての上積みが期待されたものの大敗を喫し、やや不安を残したまま今秋最大目標のマイルCSへと駒を進めたヘイローだったが、今回は不安材料とされる雨も降らず、斤量も57キロとこれまで結果を残してきている斤量だっただけに、好結果が期待された。最終追い切りでも芝で実戦並みのタイムを叩き出し、併走パートナー・コウエイチーフに先着するなど、いい状態をアピール。
そして当日。前日に少し雨が降って心配された天気だったが、結局少しの雲を除けば全体的には晴れ。これで不安材料はほとんど無くなった。
昼休み。休憩していると横断幕を見て、面識の無い女性と男性が話し掛けてきた。なんと、ヘイローの生産牧場・協和牧場で働いている方々だった。北海道からヘイローの応援に来られたようで、「応援ありがとう」と声をかけていただいた。(来てくださった女性は、Gallop4月9日号【GI馬の故郷を訪ねて】を見ると繁殖スタッフの中島さんだった可能性が高いです。気づかず申し訳ありませんでした。また、男性のお名前を存じ上げず、申し訳ありません…。m(_ _)m)
そしてパドック周回の時間になった。
  
やや風が吹いてきて、宮記念の時もこんな感じだったなと思い出した。そんなことを話してるうちに出走馬たちが周回をはじめた。ヘイローの馬体重は増減なし。腹がボテッと見えるのはヘイローの馬体の特徴だし、このところはパドックで暴れる素振りもないので、悪いようには見えなかった。時岡さんと福留さんの2人引きだったのは、馬の気負いというより、厩舎の今度こそ何とかしたいという良い意味での気負いではなかっただろうか。
  
声がかかり、騎手がまたがって最後の周回。10R古都Sでヤマニンリスペクトに騎乗し見事1着になった柴田善臣騎手は来ないはずだったが、周回途中で駆けつけて騎乗。前のレースで勝った場合、騎手は地下馬道で騎乗するのが一般的だと記憶しているが、少しでも長く騎乗するためにパドックに来てまで騎乗したのかも知れない。どうにかしたいという気持ちが伝わってきた。
   (右から2枚の写真提供:鷹史くん)
全馬パドックから姿を消し、本馬場入場が始まった。馬場入りの際にこのところ鞍上の言うことを聞かないヘイローだったが、この日は素直に従っていた。イレ込む素振りもなく、今日の気分はなかなか良さそうだった。単勝オッズは7.7倍の5番人気。ここ2走の凡走を考えると、この人気は高い。それだけに、凡走するものの、本気で走った時のヘイローの能力に期待している人が多いことを改めて知った気がする。

ゲートが開いてレーススタート。ヤマカツスズランが逃げ、ダイワカーリアン、アンブラスモアあたりが続く。ダイワ・アンブラスはそれほど競り掛けていないが、ヤマカツスズランが相当飛ばしているようだ。ヘイローは無難にスタートを切り、前から8頭目くらいの位置を追走。前が速いのもあって、折り合いもついているようだ。有力どころの位置取りはというと、ブラックホークは少し前、エイシンプレストン・ダイタクリーヴァはやや後ろ。坂を下るあたりから、ヘイローが少しずつ前に進出。直線で加速する助走のような感じだろうか。逃げたヤマカツスズランがかろうじて先頭を保ったまま4コーナーを過ぎるが、他馬が一気に押し寄せて交わされる。その一番外をヘイローが走る。突き抜けろ!という思いに応えて伸びてきそうな勢いだったが…直線200mあたりで脚が止まったように見えた。そのさらに外を、アグネスデジタルが一気に交わし去った。人気薄で気楽に乗れたのもあったかも知れないが、1000m通過が56秒9という超ハイペースの流れを読んだ的場騎手の好騎乗だった。2着も後方待機ダイタクリーヴァ、3着も後方待機メイショウオウドウ。4着ダイタクヤマトは前で競馬した馬の中で最先着。向かない展開に加えて距離の不安もあったにも関わらず。これで2連勝もフロックではなかったと断言できるだろう。5着エイシンプレストンは不利の無い外へ出したかったようで、やや早めに動いたのが終いの切れ味を殺してしまったようだ。6着マイネルマックスも他上位馬同様後方待機。そして、彼らに次いでの7着で、ヘイローが入線した。5着プレストンとはほとんど差が無かったが、今秋最大目標としていたレースでは5着でも7着でも、周りの期待には応えることができない。
今日の前半が速すぎる展開は、ヘイローにとってはおあつらえ向きの展開だった。イレ込む心配がないし、宮記念のように直線だけで他馬を抜き去ることも可能だったのではないか。レースの展開をとっさに読んで後ろに下げていれば…という思いが強いが、その点を除けば善臣騎手は好騎乗だったし、責めることはできない。

今回、勝てばいい区切りで引退…ということで良かったかも知れないが、負けてしまった今、この後が気になるところ。浅川オーナーへのインタビューで出てきた、有馬記念出走?それともこのまま引退か?もしくは他レース?できれば、最後は勝って引退という形になってもらいたい…。

柴田善臣騎手:「すごくいい感じで4コーナーまでは来たんだけど、その4コーナーでエイシンプレストンに張られて、集中力が切れかかってしまった。それでも、スワンSとは違って最後までキレないで走ってはくれたんだけど…」
短評:「外へ出せたし、レースはできたが…。」
(週刊Gallop)

(00年11月20日 月曜)


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